埋まっている親知らずを放置するのは危険?ケース別の対処法を解説!

  • 2021.12.05
埋まっている親知らずを放置するのは危険?ケース別の対処法を解説!

患者さまから、以下のようなご質問をいただくことがあります。

質問内容

親知らずが埋まっているみたいなんですが、抜いたほうがいいですか?

それとも放っておいても大丈夫ですか?

結論からお伝えすると、一口に埋まっている親知らずといってもケース別に対処法が異なります。

とはいえ、この答えでは結局抜いたほうが良いのかどうか分かりませんよね。

そこで本記事では、日本口腔外科学会・認定医が在籍する北戸田COCO歯科が、

  1. 埋まっている親知らずは放置できる?ケース別の対処法
  2. 問題がある埋まっている親知らずを放置するリスク
  3. 埋まっている親知らずを抜く歯医者選びの4つのポイント

の順に、埋まっている親知らずをどうすればいいのかお悩みの方に役立つ情報を紹介していきます。

歯科医師:田口
歯科医師:田口

1つでも、参考にしていただけたら嬉しいです!

歯科医師:田口

【執筆・監修者】田口 耕平


北戸田COCO歯科 院長
日本補綴歯科学会所属
日本接着歯学会所属
日本口腔インプラント学会所属

【詳しい経歴はこちら】

埋まっている親知らずは放置できる?ケース別の対処法

埋まっている親知らずは放置できる?ケース別の対処法

歯茎の中の埋まっている親知らずを放置できるかの判断は、

  • 歯の一部または半分が埋まっている親知らず(半埋伏歯)
  • 歯が完全に埋まっている親知らず(完全埋伏歯)

など、埋まっている状態や生え方によって異なります。

歯科医師:田口
歯科医師:田口

どういうことか、それぞれ解説していきますね!

歯の一部または半分が埋まっている親知らず(半埋伏歯)

歯の一部または半分が埋まっている親知らず(半埋伏歯)は、基本的には抜歯をするのがおすすめでしょう。

なぜなら、歯の一部または半分がお口の中に露出している状態だと、歯ブラシを当てるのが難しく虫歯や歯周病になりやすいからです。

特に虫歯や歯周病は自覚症状が出にくく、気づかないうちに進行しているケースが多くなります。

運良く今まで虫歯や歯周病になっていなくても、一部または半分が埋まっている親知らずは残しておくと今後トラブルの元になってしまう確率が高いのです。

歯科医師:田口
歯科医師:田口

将来的な虫歯や歯周病予防のためにも、抜いておいたほうがメリットが大きいでしょう。

完全に埋まっている親知らず(完全埋伏歯)

完全に埋まっている親知らず(完全埋伏歯)の場合は、正常にまっすぐ生えていれば無理に抜歯する必要はありません。

ただし、

  • 痛みや違和感がある
  • 横向きや斜めに生えて、隣接する歯を圧迫している
  • 嚢胞(のうほう)※ができている

など、すでに何らかの問題が発生している場合には、これ以上被害が拡大する前に抜歯を検討したほうが良いでしょう。

嚢胞(のうほう)とは?

嚢胞とは、歯ぐきに埋もれた親知らずの周りにできる袋状の病変のことです。

放っておくと嚢胞が徐々に大きくなって、歯の痛みや歯ぐきの腫れが発生させます。

歯科医師:田口
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では次に、問題がある埋まっている親知らずを放置するリスクについてご説明していきます。

問題がある埋まっている親知らずを放置するリスク

問題がある埋まっている親知らずを放置するリスク

問題がある埋まっている親知らずを放置するリスクは、

  • 隣接した手前の歯に虫歯や歯周病菌が感染する
  • 隣接した手前の歯の根っこが溶けてしまう
  • 嚢胞が大きくなり、痛みや腫れの症状が出る
  • 親知らずと顎骨が癒着して抜歯がしにくくなる

などが挙げられます。

というのも、一部または半分埋まっている親知らずは目視で確認できなくても、手前の歯と隣接している部分があります。

埋まっていることが原因でその隣接した歯との間に汚れが溜まってしまうと、細菌の温床になり様々な問題が発生してしまうのです。

また、見えないことが原因でいつの間にか嚢胞ができ、痛みや腫れが発生するケースも珍しくありません。

いつか抜こうと放置しているうちに、埋まっている親知らずが顎骨と癒着してしまい抜歯が大掛かりになってしまうこともあるのです。

上記の理由から、歯医者で検査を受けて「放置するリスクが高い」と判断された親知らずはトラブルが起こる前に抜歯をしておくのが安心と言えます。

とはいえ、埋まっている親知らずを抜くのは勇気がいりますよね。

歯科医師:田口
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そういった場合には、この次に紹介する歯医者選びのポイントを参考に信頼できる担当医を見つけると良いでしょう!

埋まっている親知らずを抜く歯医者選びの4つのポイント

埋まっている親知らずを抜く歯医者選びの4つのポイント

埋まっている親知らずを抜く際の歯医者選びのポイントは、

  1. 精密検査に必要な3DCT撮影機器がある
  2. 日本口腔外科学会・認定医以上の歯科医師がいる
  3. メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれる
  4. 親知らず抜歯についてHP等で積極的に発信している

の4つです。

埋まっている親知らずは、通常の親知らず抜歯よりも患者さまの治療負担が大きくなる傾向があります。

より安心できる環境で抜けるように、慎重に歯医者選びを行いましょう。

歯科医師:田口
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では次に、50代~60代以降で親知らず抜歯をする際の歯医者の選び方について詳しく紹介していきます。

①精密検査に必要な3DCT撮影機器がある

第一に、埋まっている親知らずの抜歯をする場合には「精密検査に必要な3DCT撮影機器」がある歯医者を選ぶのがおすすめでしょう。

なぜなら、通常のレントゲンでは「埋まっている親知らず」や「神経」の正確な位置を把握できないからです。

3DCT撮影を行うことで、抜歯の難易度を的確に把握し適切な処置を行えるようになります。

抜歯時のリスクとなる神経麻痺などのトラブル発生も、予防しやすくなるでしょう。

歯科医師:田口
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当院もより精度の高い抜歯を行うために、3DCTの撮影機器を完備しております。

リスク管理をして抜歯をしたい方は、ぜひお問い合わせくださいませ!

②日本口腔外科学会・認定医以上の歯科医師がいる

第二に、埋まっている親知らずの抜歯をする場合には「日本口腔外科学会・認定医以上の歯科医師がいる」がいる歯医者を選ぶのがおすすめです。

というのも、埋まっている親知らずは、通常の埋まっていない親知らずと同じようには抜けないケースが多いです。

状態にあわせて、

  • 歯茎の切開
  • 歯を削る、分割する

などの特別な処置が必要になります。

つまり、技術力や経験がある歯科医師に抜歯をお願いしたほうが、歯を抜く時間を短縮でき、患者さまの負担を軽減できる可能性が高いのです。

また、下顎の埋まっている親知らずは神経との位置が近いことから、抜歯の難易度を的確に把握する診断力が必要になります。

そういった意味で、

  • 口腔外科の診療領域において適切な教育を受け
  • 十分な診療技能を修得したと認められる
  • 日本口腔外科学会・認定医以上の歯科医師がいる

歯医者での抜歯は、一定水準以上の信頼ができる可能性が高くおすすめなのです。

歯科医師:田口
歯科医師:田口

当院の口腔外科担当医も、日本口腔外科学会所属の認定医です。

ご心配な点がございましたら、お気軽にご相談くださいませ!

③メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれる

第三に、埋まっている親知らずの抜歯をする場合には「メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれる」歯医者を選ぶのがおすすめです。

というのも、抜歯トラブルが起きるのは極稀ですが、生え方などによっては歯を抜くリスクがゼロなわけではありません。

そのため、たとえば即日抜歯であっても、

  • 最適かつ納得した状態で歯を抜くために
  • インフォームド・コンセント(患者さまへの事前説明と同意)を徹底した
  • 歯医者で抜歯をしたほうが

患者さまご自身が後悔のない選択をできる可能性が高くなるのです。

抜歯後にトラブルが発生して、後で「聞いていなかった」と不安になる確率を減らせます。

歯科医師:田口
歯科医師:田口

当院でも術前術後の説明をする時間はしっかり取り、ご不明点がある場合にはすぐにお伺いできるよう心がけております。

もし説明を受ける中で気になる点がございましたら、遠慮なくスタッフや担当医までお声がけください。

④親知らず抜歯についてHP等で積極的に発信している

第四に、埋まっている親知らずの抜歯をする場合には「親知らず抜歯についてHP等で積極的に発信している」歯医者を選ぶのがおすすめです。

というのも、一口に歯医者といっても、それぞれ

  • 得意分野
  • 治療方針

などが異なります。

そのため、より自分の希望に近い診察・処置を受けたい場合には、通いたい歯医者の情報を事前収集をしたほうが良いケースが多いのです。

歯科医師:田口
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当院でも、「抜歯が不安」という患者さまの声に答えたい!という想いから、当ブログで親知らず抜歯に役立つ情報を発信しています。

どうしても診療時間内では伝えきれない内容を重点的に紹介しておりますので、1つでも参考にしていただけたら嬉しいです。

埋まっている親知らずの放置についての結論

それでは最後に、「埋まっている親知らず」について重要なポイントを簡単におさらいしていきます。

本記事のまとめ

歯茎の中に埋まっている親知らずを放置できるかは、

・半埋伏歯:抜いたほうが良い
・完全埋伏歯:正常な生え方・状態であれば抜かなくても良い

と判断されるケースが多いです。

ただし、問題がある埋まっている親知らずは放置すると、

・隣接した手前の歯に虫歯や歯周病菌が感染する
・隣接した手前の歯の根っこが溶けてしまう
・嚢胞が大きくなり、痛みや腫れの症状が出る
・親知らずと顎骨が癒着して抜歯がしにくくなる

などのトラブルが発生するリスクが高くなります。

そのため、

①精密検査に必要な3DCT撮影機器がある
②日本口腔外科学会・認定医以上の歯科医師がいる
③メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれる
④親知らず抜歯についてHP等で積極的に発信している

の4つを満たす信頼できる歯医者で早めに抜歯を検討したほうが良いでしょう。

以上、今回は埋まっている親知らずについて役立つ情報をお話しました。

当院では

  • 半埋伏歯
  • 完全埋伏歯

どちらを抜歯をする場合でも、患者さまの治療負担が少なくなる環境を整えております。

歯科医師:田口
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抜歯に対して不安感が強い患者さまのお力になれれば幸いです^^

さいたま市・戸田市で治療をお考えなら北戸田COCO歯科へ

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